WordPressで構築されたサイトの移動をする案件が降りてきまして、それのテストを行っています。前の投稿でWordPressのアップデートについて書きましたが、実は移動テストのための下準備だったのですね。つまり自分のブログを移動(テストなので複製ですが)して流れを確認しようということです。
移動にはプラグインを利用すればかんたんということで「All-in-One WP Migration」を採用しました。WordPressのアップデートを無視して実行したのですが、処理自体は完了したものの「サイトに重大なエラーがありました。」と表示されてしまうことに。
移動後に調整するのは、不具合の原因が不明確なまま着手することになり、はっきりいって無駄な行為です。まずはバージョンを併せてから移動を行うことにしました。とりあえずWordPressを最新版の5.5.1に合わせます。そして移動のためのプラグインを導入します。ここまでは無事に終わりました。
コピー元とコピー先のバージョンが同じなのを確認して、サイトのエクスポートを行います。このブログは地味に長いので300MBを超えるデータになりました。ファイルをダウンロードできるようになるまで、30分ぐらいでしょうか、そこそこ時間がかかりました。512MBを超えるとプラグインの制限で扱いが厄介になるらしいのですが、その範囲内に収まっていたので一安心です。
コピー元からエクスポートしたファイルを、コピー先にインポートします。逆にならないよう注意しましょう。インポートの時間もそこそこかかります。エクスポートもインポートも気長に待ちましょう。
インポートの完了を確認して、サイトを確認します。目立った不具合もないようで、無事にコピーが完了しました。バージョンを併せていなかった場合の不具合を考えると、しっかりした準備をしておけばとても簡単な作業になりました。日頃のバージョンチェックも大事ですね。