RSS(RubyでRSSをパースする)

説明
RSSファイルを参照し、オリジナルのリーダーを作成する。

RSSの解説は、下のサイトを参考にしました。
RSSによるサイトの情報の要約と公開
RSSモジュールの解説は、下のサイトを参考にしました。
RubyRSS
RSS Parser
確認環境
OS:Windows2000、WindowsVista
Ruby:ruby 1.8.6 (2007-03-13 patchlevel 0) [i386-mswin32]
必要なパッケージ:RSSモジュール(インストールが必要です)
注意
RSSモジュールは、標準でインストールされていません。
Windowsでパッケージを追加するには、上にあるリンクからRSSモジュールのパッケージファイルをダウンロードしてください。
インストール方法は、パッケージを解凍して、その中にある「setup.rb」を実行、つまり「ruby setup.rb」でインストールできます。
リファレンスどおりにコーディングしても、RSSのバージョンによっては正常にパースできないことがあるようです。
動作確認を行ったモジュールのバージョンは0.1.7です。ファイル名でバージョンがわかるようにしてください…。
サンプル
http://pear.php.net/のRSS
ソース
#!/ruby/bin/ruby

require 'rss'

# RSSファイルのURL
url = "http://raa.ruby-lang.org/index.rdf"
content = ""

open( url ) do |s|
	content = s.read
end

# RSSのパース
begin
	rss = RSS::Parser.parse( content )
rescue RSS::InvalidRSSError
	rss = RSS::Parser.parse( content, false )
end

# HTMLの出力開始
print "Content-type: text/html\n\n"

# channnelタグ出力
channel = rss.channel
printf("<html>\n<head>\n\t<title>RSS - %s</title>\n</head>\n<body>\n",
	channel.title
)

printf( "<h3><a href=\"%s\">%s</a></h3>\n<p>%s</p>\n",
	channel.link,
	channel.title,
	channel.description
)

# imageタグ出力
if rss.image != nil then
	image = rss.image
	printf( "<p><a href=\"%s\"><img src=\"%s\" alt=\"%s\" align=\"right\"></a></p>\n",
		image.link,
		image.url,
		image.title
	)
end

# itemタグ出力
print "<dl>\n"
rss.items.each do |i|
	printf( "\t<dt><a href=\"%s\">%s</a></dt>\n\t<dd>%s</dd>\n",
		i.link,
		i.title,
		i.description
	)
end
print "</dl>\n"

# HTMLの出力終了
print "</body>\n</html>\n"

exit;

更新履歴

2007-08-19
nilチェックをさせたら動いた。モジュールなら、自動的にやってくれればいいものを。
2007-08-02
公開。このモジュールではパース出来ないRSSも多く、あまり使えるものにはなっていない。

XML/RSS(PHPでRSSをパースする)

RSSファイルを参照し、オリジナルのリーダーを作成します。
RSSの解説は、RSSによるサイトの情報の要約と公開を参考にしました。
XML_RSSパッケージの解説は、XML_RSSを参考にしました。
使用したXML_RSSパッケージのバージョンは1.14(0.9.10)でした。
XML_RSSパッケージは、PHPのバージョン5.2.1ではインストールされていません。

インストール方法

XML_RSSをインストールすると、XML_Treeも同時にインストールされます。

pear install -a XML_RSS

サンプル

http://pear.php.net/のRSS

構文

<?php
require_once( "XML/RSS.php" );
// RSSファイルのURL
$rss = new XML_RSS( "http://pear.php.net/feeds/latest.rss" );
// RSSのパース
$rss -> parse();
// channnelタグ出力
$channel = $rss -> getChannelInfo();
printf( "<html>\n<head>\n\t<title>RSS - %s</title>\n</head>\n",
  $channel['title']
);
printf( "<h1><a href=\"%s\">%s</a></h1>\n<p>%s</p>\n",
  $channel['link'],
  $channel['title'],
  $channel['description']
);
// imageタグ出力
if( isset( $rss -> images ) ){
  foreach( $rss -> getImages() as $image ){
    if( !count($image) ){ continue; }
    printf( "<p><a href=\"%s\"><img src=\"%s\" alt=\"%s\" align=\"right\"></a></p>\n",
      $image['link'],
      $image['url'],
      $image['title']
    );
  }
}
// itemタグ出力
echo "<dl>\n";
foreach( $rss -> getItems() as $item ){
  printf( "\t<dt><a href=\"%s\">%s</a></dt>\n\t\t<dd>%s</dd>\n",
    $item['link'],
    $item['title'],
    isset( $item['description'] ) ? $item['description'] : ""
  );
}
echo "</dl>\n";
// HTMLの出力終了
echo "</body>\n</html>";
?>

更新履歴

2008/04/04
サイト移動に伴うHTMLの修正(旧URI:[廃止])
2007/07/31
PHPXML_RSSとあわせるための細かな修正
2007/07/30
公開

XML::RSS(PerlでRSSをパースする)

  現在はバージョン1.33が公開されています。

RSSファイルを参照し、オリジナルのリーダーを作成してみます。
RSSの解説は、RSSによるサイトの情報の要約と公開を参考にしました。
このモジュールは、ローカルに保存したファイルのタイムスタンプを比較し、無駄なトラフィックを回避しているそうです。
使用したXML::RSSモジュールのバージョンは1.12でした。
Perlのバージョンが5.8では、インストールされていません。
動作確認を行ったXML::RSSのバージョンは1.12です。最新版は確認しておりません。

インストール方法

CPANからインストール

以下のように、パッケージを直接指定しなければなりません。
CPANでインストールすると、バージョンは1.32です。

cpan install S/SH/SHLOMIF/XML-RSS-1.32.tar.gz

ppmでインストール

モジュール名の指定でインストールできます。
ppmでインストールすると、バージョンは1.12です。

ppm install XML-RSS

サンプル

http://search.cpan.orgのRSS

構文

#!/perl/bin/perl
use strict;
use XML::RSS;
use LWP::Simple;
# RSSファイルのURL
my $url = 'http://search.cpan.org/uploads.rdf';
# 保存ファイルパス
my $file = './rss';
# RSS更新確認(ここで$fileが最新になる)
mirror( $url, $file );
# RSSパース
my $rss = new XML::RSS;
$rss -> parsefile( $file );
# HTMLの出力開始
print qq|Content-type: text/html\n\n|;
# channnelタグ出力
my $channel = $rss -> {'channel'};
printf( qq|<html>\n<head>\n\t<title>RSS - %s</title>\n</head>\n<body>\n|,
  $channel -> {'title'},
);
printf( qq|<h1><a href="%s">%s</a></h1>\n<p>%s</p>\n|,
  $channel -> {'link'},
  $channel -> {'title'},
  $channel -> {'description'},
);
# imageタグ出力
my $image = $rss -> {'image'};
printf( qq|<p><a href="%s"><img src="%s" alt="%s" align="right"></a></p>\n|,
  $image -> {'link'},
  $image -> {'url'}, 
  $image -> {'title'},
);
# itemタグ出力
print qq|<dl>\n|;
foreach my $item ( @{$rss -> {'items'}} ){
  printf( qq|\t<dt><a href="%s">%s</a></dt>\n\t<dd>%s</dd>\n|,
    $item->{'link'},
    $item->{'title'},
    $item->{'description'},
  );
}
print qq|</dl>\n|;
# HTMLの出力終了
print qq|</body>\n</html>|;
exit;

更新履歴

2008-08-31
バージョン1.33公開の追記
2008-04-04
サイト移動に伴うHTMLの修正(旧URI:[廃止])
2007-07-31
PHPのXML_RSSとあわせるための細かな修正
2007-07-30
公開