PerlのImage::Magickが動かなくなっていた

Windows上で久しぶりに実行したスクリプトが、Image::Magickが見つからないとエラーを吐くようになっていた。
パス周りだろうか、EmEditorにPATHをぶっ壊されてからこんなのばっかりだ。
仕方がないので入れ直すことに。
ImageMagickからDLLを入れれば早いだろうと思ったけど、現在配布されている6.9.1はPerlの対応バージョンが5.20になっていて、今の5.12とは異なるので入れられない。
Perlを入れ直すのも面倒だし、他のところで問題が出そうなのでパス。
cpanからは相変わらず入れられない。
そうだ、ppmがあった。

ppm install http://www.bribes.org/perl/ppm/Image-Magick.ppd
Downloading Image-Magick-6.8.3...done
Unpacking Image-Magick-6.8.3...done
Generating HTML for Image-Magick-6.8.3...done
Updating files in site area...done
 157 files installed

これで呼び出せるようになって、動くようになった。
めでたしめでたし。

ImageMagickの動作が重いオプション

開発環境のWindows7上では全く問題にならなかった、dissolveオプション。
明るさを調整したかったものの、brightness-contrastがバージョンの都合で使えず、modulateはコントラストだったので、白い画像を作成してdissolveで透明度を指定して合成するように調整してみた。
開発機では問題がなく、いざVPSに上げると動作が遅い、というか重い。
これは使えたもんじゃない。
まだmodulateの方がまし。
この感じだと、むりにOSのバージョン上げてImageMagickを上げても動作が遅い可能性もあるわけで、どうしたものか。
処理によってPHPとPerlが走って、結果は同じにならないと困るので、言語ごとにチューンされてるGDも少し危険な感じ。

困った困った。

YAPC::Asia Tokyo2010に参加して

スクリプト言語Perlのカンファレンス(会議)に15,16日と行ってきました。

生で生みの親であるLallyWall氏を拝見できたこと。
なぜか忍者がいたこと。
Mac bookとiPadだらけだったこと。
色々勉強になったこと。
ほったらかしのモジュール(HTML::AAとImage::Magick::Thumbnail::Simple)をどうにかしないといけないと思ったこと。
PostScript::Simpleを拡張して業務で使っているので何とかしてみたいこと。
PostScriptが笑いのタネにされていたこと。

ことこと。

Windows7にもてあそばれる

一通り入れた後に、MySQLを入れ忘れたのに気がついて入れてみたところ、PHPからアクセスできない。実際にはphpMyAdmin3からアクセスできない。エラーメッセージも表示されず、1分ぐらい待たされて方真っ白な画面になってしまう。
コマンドからは問題なくアクセスできるものの、mod_phpからアクセスできない。
このときのPHPは5.3.3、MySQLは5.1.50(64bit)でした。
httpd.confやphp.iniやmy.iniをいじっては見たものの改善せず。
ここで不貞寝しました。

そして翌日。
まず最初にMySQLをノーマルからエッセンシャルに入れ替えたり、32bitにしたりバージョンを入れ替えたりしたけれどうまくいかない。PHPを入れる際にVCのライブラリを更新したのでそれに問題があるのではと考え、仕方がなくWindows7を入れなおすことに。

とりあえずWindows7を上書きでインストールしなおしてみたところ、前のシステムが複製されて残っていて、とっても気持ちが悪い状態に。仕方がないので改めてパーティションをフォーマットしなおしてから、改めて入れなおすことに。

まず最初にMySQL5.1.50(64bit)を入れて、次にApache2.2.16、そしてVCを更新せずにPHP5.3.3を入れなおしてみたところ、やはり現象は同じ。
ここでふとPHPのインストーラーにVCの対象を選択する新しい項目があったのを思い出して、前のバージョンで試してみようと思い立ちました。
PHP5.2.14を入れなおしたところ、zlib.dllがないといわれるのでネットから拾ってきて放り込んだところ、難なく起動。

問題だったのはPHP5.3.3.
データベースとの連携が高いはずのPHPで、このような障害が発生しました。
何でもかんでも組み込み関数にしてしまったPHPの成れの果てを垣間見た気がしました。

結局それ以外では、ActivePerlを64bitにするとMinGWと連携できないようなので、32bitで入れなおしたぐらいで、特に大きな問題もなく開発環境は整いました。
あとはデータを移していくだけです。これもかなり面倒なのですが。

PerlのJSONで文字化けを回避する

CGIでフォームから送信された文字列をJSONにエンコードしていたときの話です。
キーは英数字、値をUTF-8の文字列にした場合、エンコードした結果をSTDOUTに出力した場合は問題ないのに、DBに格納すると化けるという不思議な現象が発生しました。
「Perl JSON 文字化け」なので検索すると色々出てきますが、どれも参考にならず。「to_json()」も「encode_json()」もダメで、適当にいじっていたら「JSON->new->latin1->encode()」が正解でした。
とはいえ、なぜそうなのかが不明なので、環境によっては動かないかもしれません。
とりあえず、文字コード周りはエンコードを回避するためのパラメータを用意しておいて欲しいものです。
あと、JSONはpureperlなので、スクリプトをアップする際には使用したモジュールをコピーしておくと、動作が保障されると思われます。
でめたしでめたし。

Perlモジュールのバージョン違いに填まる

自作CMSでJSONを使うことにしました。
最近あまり使っていませんが理屈はわかっています。JavaScriptではevalです。
ではなくて、PerlではJSONモジュールを利用すれば問題ない、はずでした。
結論から言うと、ローカルのテスト環境と、coreserverではJSONモジュールのバージョンが違うためにサブルーチンが見つからないとかいわれて怒られていたのでした。
ローカルの環境では2.21、coreserverは3年前の1.14で、to_jsonやfrom_jsonがありません。幸いなことにJSONhaPurePerlなのでコピーするだけでも動きます。
ということで、ライブラリパスを追加するのですが、pushではダメです。
先に読んでくれないと困るのでunshiftします。

BEGIN{ unshift @INC, (./'; }


これで問題なく動くようになりました。
ちなみに、unshiftではなくてpushを使ってしまっていて、なぜ新しいバージョンを読まないのだろうと数時間悩んだなんて恥ずかしくていえません。
なにはともあれでめたしでめたし。

ActionScriptの記法(コーディングスタイル)に馴染めない

ActoinScriptをいじり始めて半年ぐらいになりますが、まだまだ記法に馴染めません。
特にイベントをいちいち追加しなければならないところなどもどかしく、ボタンなんてクリックするためにあるんだからクリックイベントのメソッドぐらい用意して置けよなんて思うわけです。

btn.addEventListener( MouseEvent.CLICK, btn_onClick );
function btn_onClick( e:MouseEvent ):void{
  trace( e.target.name );
}


一般的なマニュアルではこうなっていますが、いちいち関数名を考える身にもなってくれと、どの道、このイベント以外からは参照しない処理だと、いちいち分けないといけない意味がわからないのです。
つまりこういうこと。

btn.addEventListener(
  MouseEvent.CLICK,
  function( e:MouseEvent ):void{ trace( e.target.name ); }
);


関数名の重複を怖がる必要はなくなりました。
JavaScriptが頭にあると、スクリプトは外部ファイルに置くべきという理屈から、いちいち関数を用意していたと思うのですが、パブリッシュが前提のActionScriptでは不要の作業。
よく考えればどうってこと無いのですが、解説サイトによっては「関数名の重複を避けるためにパッケージ化」しますなどと、むだな手間を掛けているのを見るとうんざり。
無名関数をもっと使いこなしたほうがいい気がします。
それに、処理速度とか、オブジェクト指向だとかそっちのけで、Perl使いとしてはこっちのほうが見やすいのです。
でめたしでめたし。

CentOS5.5でyum一括アップデートしたらPerlがCompress::Zlibでコケるようになった

昨日、yum一括更新を行ったのですが、その後でどうもクローラが正常に機能しなくなりました。
ログを見てみると、Compress::Zlibで以下のようなエラーを吐いていることを確認。(コピペでなくて入力なのでタイポあるかも)

dualvar is only available with the XS version of  Scalar::Util at /usr/perl5/lib/site_perl/5.8.8/Compress/Zlib.pm line 9


つまりはScalar::Utilのせいで動かないらしいです。
そこでCPANからScalar::UtilをiinstallしようとしてもNOT OKになってしまうので、とりあえず

force install Scalar::Utilde


でしのぐことに。
おそるおそるクローラを起動するとエラーを吐かずに正常に機能するようになりました。
でめたしでめたし。

Perlでgzファイルを解凍する

Perlでzipファイルを扱うには「Archive::Zip」というモジュールが便利なのですが、gzファイルも同じ感覚で扱おうとしたら以下のようなエラーが出ました。

format error: can't find EOCD signature


エラー処理をしないとさらに5行ぐらい表示されます。
どうもgzファイルには対応していないらしいです。
調べてみると「Compress::Zlib」というモジュールが使えるらしいので弄ってみました。
そもそもgzという圧縮形式はファイルをアーカイブする機能がないので、圧縮ファイルと解凍ファイルは1対1の関係です。サンプルではバッファの展開しか載っていないので、とりあえずその方法で使いました。

$dest = Compress::Zlib::memGunzip($buffer);


でめたしでめたし。