弥生青色申告11の認証で苦しんだ

先日の話です。
結論から言いますと、新しいバージョンにしろよということでした。
今年の弥生青色申告はバージョンは15です。

と前置きしたところで、古い11を使い続けております。
インストールしていた環境でHDDが怪しくなり、OSが起動しなかったりブルースクリーンになったりスキャンディスクを延々と走らせたりとヤバい状況になっていたので入れ替えることにしました。

他のPCに刺さっていたHDDを持て来てOSを入れ、青色申告11を入れて起動しようとすると、サポートに連絡しろと言われて即終了してしまう。
仕方がないので、電話しました。

…繋がらない。
繋がっても、バージョン11の受け付けは別だといわれて待たされ、…繋がらない。
散々待たせた挙句に回線が込み合ってるとか言われて掛け直し。
結局、繋がるまでに30分分電話を掛けさせられました。
くそったれです。
これ絶対新しいのを買わせる施策ですよね、弥生さん。
嫌がらせにしか思えません。

繋がって状況を説明すると、元のマシンでアクティベーションを解除しろとしか言われない。
起動しないから入れ直したんですが…

仕方がないので、何度か試してやっとの思いで起動させて解除、新しいHDDをつないで華麗にOSを起動させて青色申告11を起動…しない。

ここからまたつながるまで電話20分ですよ。
別の人が出たので事情を説明すると、資料があったはずだから待ってくれと保留にされること5分。
準備が必要とのことで、後で掛け直すといわれて電話を切りました。

それから数時間後に電話があり、リモートで操作するといわれたので言うとおりにファイルをダウンロードして操作の承認を行うと、何かファイルを置いてDOS窓で捜査しているのが一瞬見えました。
どうもレジストリを弄っている感じです。

その後、起動を確認。
問いただすと、バージョン11はアクティベーションを解除しなければ、別の環境で起動したものは強制的にロックがかかる仕様ということ。
今回のように、ハードが㌧でやむなくHDDを入れ替えた場合は、今の様な対応を行っていて久しぶりにやったということでした。
ユーザーがもういないのかな?
この仕様は設計ミスではないかと聞くと、その通りで12以降はこういう問題は無くなっているから、いい機会だし新しいのを買えって言われました。

とりあえず、電話代でソフトを買う予算は無くなりましたよ、と伝えておきました。
でめたしでめたし。

ImageMagickでEPSに変換したファイルをIllustrator CS5で開くとフリーズする問題

ImageMagickのconvertコマンドでJPEG形式の画像ファイルををEPSファイルに変換したものを、Illustrator(イラストレータ) CS5で開くと、CS5が固まる問題を調査しました。
この現象を確認したのは、CentOS上で変換したJEPGファイルです。
昔はこんなことは無かった気がしますが、いつの間にかこの問題が発生していたので調査しました。

開発環境:
Windows7(64bit)
mageMagick 6.8.3-0 2013-02-13 Q16
Illustrator CS5

本番環境:
CentOS Linux 5.11
ImageMagick 6.2.8 05/07/12 Q16

CentOS上のImageMagickでJPEGファイルをEPSファイルにconvertしたものをイラレCS5で開くとイラレが固まって強制終了するしかなくなります。
単純に変換するときのコマンドです。
convert a.jpg a.eps

環境それぞれで生成されたEPSファイルを比較しました。
本番環境で生成したファイルにはヘッダ情報に

%begin_xml_code
<?xpacket begin="" id="W5M0MpCehiHzreSzNTczkc9d"?> <x:xmpmeta xmlns:x="adobe:ns:meta/" x:xmptk="Adobe XMP Core 5.0-c061 64.140949, 2010/12/07-10:57:01        "> <rdf:RDF xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#"> <rdf:Description rdf:about="" xmlns:xmpMM="http://ns.adobe.com/xap/1.0/mm/" xmlns:stRef="http://ns.adobe.com/xap/1.0/sType/ResourceRef#" xmlns:xmp="http://ns.adobe.com/xap/1.0/" xmpMM:OriginalDocumentID="xmp.did:A379835BBF2068118A6DF5258C3E39CC" xmpMM:DocumentID="xmp.did:660D7D5C2F0F11E3A9DB9D247D1C6687" xmpMM:InstanceID="xmp.iid:660D7D5B2F0F11E3A9DB9D247D1C6687" xmp:CreatorTool="Adobe Photoshop CS5.1 Macintosh"> <xmpMM:DerivedFrom stRef:instanceID="xmp.iid:A56F4D9AC92068118A6DF5258C3E39CC" stRef:documentID="xmp.did:A379835BBF2068118A6DF5258C3E39CC"/> </rdf:Description> </rdf:RDF> </x:xmpmeta> <?xpacket end="r"?>
%end_xml_code

というものが追加されていました。
MACのフォトショCS5.1で保存されたとの記載を確認できます。
簡単に言うとファイル情報ですね。
これを削除するとイラレは固まらずにファイルを開けます。
よ~くソースを見ると、
「%begin_xml_code」と「%end_xml_code」に挟まれた行、XMLで言うところの「<?xpacket />」がベタで書かれていました。
この行、ソースとしてはベタで書かれていてちょっと引っかかったので、行をコメントアウト、つまり先頭に「%」を追加すると、イラレで固まらなくなりました。

XMLをPostScriptにベタで書いているので構文エラーで固まっていたようです。
PostScriptにはヒアドキュメントはなかった気がするので、stremaとしてデータとして埋め込むか、1行ずつコメントアウトしてやらないとだめなのでしょう。

XML情報は特に必要がないので、除去するオプション「-strip」を追加してconvertしてみます。
convert a.jpg -strip a.eps
これでファイル情報が格納されなくなり、イラレで無事開けるようになりました。

ファイル情報が埋め込まれるかどうかはコンパイル時のスイッチ設定だとは思うのですが、そこまでガッツリ調べるのが面倒なので、回避方法を確認したところで良しとします。

でめたしでめたし。

POASにファイル構造判定機能を実装

Web to Printの波にもまれるネット印刷通販システムPOASです。
入稿データの構造チェック機能を追加しました。
チェック項目は次の通りです。

  • テキストがアウトライン化されているかどうか
  • リンクされたファイルがないかどうか
  • フィルタ情報が残っていないか(Inkscape SVGのみ)

この機能は現在は標準搭載となります。

PHP5.3で#は非推奨(いまさら)

特に変更を加えていない処理を通るテストをしていると、
Deprecated: Comments starting with '#' are deprecated
と大量の非推奨メッセージが。
どうやらPHP5.3から#のコメントは非推奨になったとのことで、そのエラーが出ていたようです。

ちょっと前に、Yahoo!ウォレット実装のために5.3に上げたのが原因でしょう。
そういえば、まだ審査結果が来ないのですが。

通常のスクリプトには#は使わないのですが、iniファイルでは普通に使っていました。
perlと共用できる利点があったのですが、これで分けないといけなくなったのはちょっと残念です。

PLECメジャーアップデート

ウェブ上でデザインを編集できる機能、PLECのメジャーアップデートを行いました。
これまでクライアントは変更のリクエストを送信してレスポンスを待ってから再描画していたのに対して、
リクエスト前にクライアント側で先に再描画し、レスポンスにエラーがあれば通知するように変更しました。
体感で大幅な高速化を図りました。
また、各処理を可能な限りオブジェクト化し、エラー発生の確率を大きく減らしました。

素材やテンプレート周りがまだ怪しい感じがするので、引き続き調整は行います。
詳しくは、実際に稼働している印刷通販サイト「プリントライ」をご覧ください。
機能の利用は無料です。

FileZillaのアップデートでまたつながらなくなる

FTPクライアントのFileZillaについてです。
3.10.0.2の通知が来たので更新しましたが、また接続できなくなりました。
FTPで繋げる際の暗号化設定が増えたのですが、これがうまく生きてない感じです。
3.10.0.1では問題なかったので、また戻すことにします。

最近この手の不具合が多発していますが、大丈夫なのでしょうか。
https://filezilla-project.org/

POASにYahoo!ウォレットFastPay決済モジュールを追加

印刷通販システムのPOASにYahoo!ウォレットFastPayを利用できる決済モジュールを導入しました。
提供されているモジュールがphp5.3以上必須だったので、開発機のPHP5.2をアップデートしたり、開発環境も更新しながらの作業でした。
途中、エラーチェックの不具合でかなり苦しみましたが、何とか実装に成功。

1日目にドキュメントをよーく読んで、2日目に作業開始で当日のうちに何とか実装できました。
その後で、実装に興味があったので不具合の原因を調べて、Yahoo!ウォレットに報告したり、本番環境の申請をしたりで、落ち着いたので3日目に記事にしています。

ちなみに、この決済モジュールの利用は無料です。

POASにOGPを導入

印刷通販システムPOASにOGPを導入しました。
OGPとはOpen Graph Protocolの略ですが、要はHTMLのMETAタグに頼らず独自に設定したプロパティを参照してページの公開情報を設定するものです。

まぁ、独自規格の乱立ってやつです。

それはさておき、TwitterやFacebookでは、OGPを設定するといろいろうれしいことがあるので、POASにも導入しました。
先ずは商品のみですが、特に追加設定は必要なく、項目が適切に設定されていれば自動的に生成され、参照時に有効となります。

Twitterに限っては、TwitterCardという規格になりますが、申請が必要なので、各自で登録をお願いします。