日本郵便のクリックポストは、お届け先毎に支払手続きを実行しなければなりません。
さらに、その先で決済を実行する手続きも必要になります。
件数が多くなると、PCに張り付いて作業しなければならず、操作が面倒です。
ということで、この手続きを自動で実行させようということです。
…が、このスクリプトはお届け先の一覧画面から個別の決済画面に飛ぶだけのものです。
決済を実行するものは近いうちに用意します。
なお、このスクリプトは「Amazon Pay」用に用意したもので、「Yahoo!ウォレット」では動作しません。
このスクリプトは、クリックポストのサイト「一時保存」でお届け先を一覧表示した状態で動作するように制限を設けています。
「まとめ申込み」では動作しません。
ところで、クリックポストでは登録したお届け先を任意に削除することができません。
そこで、誤って登録したり保留したいものなど、支払いを実行したくないお届け先は、内容品を「/skip」に変更してください。
これ以外のお届け先について、支払手続きを自動で実行します。
なお、内容品の変更時には一度決済画面を表示することになりますので、決済用のスクリプトは切っておかないと決済が実行されますのでご注意ください。

この画面の場合、1件目の手続きは実行せず、2件目を実行します。
お届け先の一覧が空になるか、内容品が「/skip」のものだけが残った状態で動作を終了します。
余談ですが、他サイトで紹介されている同様のスクリプトでは、お届け先の全てが処理の対象になっているものしかないと思います。
日本郵便側で受付処理を行うまでは決済が確定することはありませんが、発行済として一覧から消えるため処理済みとして扱ってしまう、追跡番号が発行されることで発送通知を誤って送信してしまう、などの問題に繋がる可能性があります。
有用そうな記事が一つ上がると、内容を精査せずパクり記事が量産されるので本当にたちが悪いと感じます。
便利なものほど、実際に挙動を確認したり、実務への影響を考慮して欲しいところです。
コードは分かりやすいように努めました。
コメントや説明がなければ処理を追えない場合は、このスクリプトは使わない方がよいでしょう。
ブラウザで手続きを自動化するには、拡張機能のTampermonkeyを利用します。
おそらくGreasemonkeyでも動作しますが未確認です。
これらの使い方はここでは説明しませんので、他所で確認してください。
以下のコードを保存してください。
// ==UserScript==
// @name クリックポスト:一時保存(Amazon Pay)
// @namespace http://tampermonkey.net/
// @version 2023-04-30
// @description “内容品”が「/skip」ではないお届け先の“支払手続き”を自動で実行します。
// @author penlabo
// @match https://clickpost.jp/packages/list
// @grant none
// ==/UserScript==
(function() {
'use strict';
onload = function (){
var line = 1;
while (1) {
var elmTarget = document.getElementById('AmazonPayCV2Button' + line);
if (!elmTarget) return false;
var elmParent = elmTarget.parentNode;
var elmPrevious = elmParent.previousElementSibling;
var elmText = elmPrevious.innerText;
if (elmText == '/skip') {
elmParent.style.backgroundColor = 'lightgrey';
}
else {
elmTarget.click();
}
line++;
}
};
})();