OTFフォントは内部にグリフの参照テーブルを持っています。
フォントを扱うソフトによっては編集を開始する際・変換を行う際・保存設定によってはその情報が欠けることがあり、保存したフォントファイルを使用するとその文字が表示できなくなることが(割と)あります。
FontForgeでOTFをTTFに変換する際などが顕著で、OTEditでもグリフが抜け落ちるものができるものがあります。
cidmapでどうにかなりそうなのですが、情報にたどり着けなかったので。
とりあえずアスキー文字を中心に、拡張文字などは対象外にします。
キリがないので。
結局は編集前のグリフと比較しながらコピーするなどで補完するわけですが、その場合のコード変換表をメモしておこうかと。
スクリプトを組むこともできるんでしょうけど、やり方不明なので手動のほうが確実で速いです。
以下は「源ノ角ゴシック」の場合、フォントによっては影響が小さいものもあるし、大きいものもあるはずです。
フォントの造り次第。
<必須>
「-」 002D HYPHEN-MINUS ※2011参照
「_」 005F LOW LINE
「`」 0060 GRAVE ASSENT
「~」 007E TILDE ※223C参照
「−」 2212 MINUS SIGN ※FF0D
「∣」 2223 DIVIDES
<あったほうがいい・便利かも・機種依存?>
「¯」 00AF MACRON
「·」 00B7 MIDDLE DOT ※2219参照
「¸」 00B8 CEDILLA
「‘」 2018 LEFT SINGLE QUOTATION MARK
「’」 2019 RIGHT SINGLE QUOTATION MARK
「⃝」 20DD COMBINING ENCLOSING CIRCLE
「〜」 301C WAVE DASH ※FF5E参照
<不要かも>
「⁂」 2042 ASTERISM
「⁇」 2047 DOUBLE QUESTION MARK
「⁈」 2048 QUESTION EXCLAMATION MARK
「⁑」 2051 TWO ASTERISK ALIGNED VETICALLY
「₩」 20A9 WON SIGN
「₫」 20AB DON SIGN
「‧」 2027 INVERTED OHM SIGN
「℮」 212E ESTIMATED SYMBOL
「↕」 2195 UP DOWM ARROW
「↸」 21B8 NORTH WEST ARROW TO LONG BAR
「↹」 21B9 LEFTWARDS ARROW TO BAR OVER RIGHTWARDS ARROW TO BAR
「⇵」 21F5 DOWNWARDS ARROW LEFTWORDS OF UPWARDS ARROW
「∆」 2206 INCREMENT
「∉」 2209 NOT AN ELEMENT OF
「∏」 220F N-ARY PRODUCT
「∥」 2225 PARALLEL TO
「∦」 2226 NOT PARALLEL TO
「∶」 2236 RATIO
「∷」 2237 PROPORTION
「≅」 2245 APPROXIMATELY EQUAL TO
「≈」 2248 ALMOST EQUAL TO
「≌」 224C ALL EQUAL TO
「≢」 2262 NOT IDENTICAL TO
「≤」 2264 LESS-THAN OR EQUAL TO
「≥」 2265 GREATER-THAN OR EQUAL TO
「ゔ」 3094 HIRAGANA LETTER VU
「ゕ」 3095 HIRAGANA LETTER SMALL KA
「ゖ」 3096 HIRAGANA LETTER SMALL KE
「」3099 COMBINING KATAKANA-HIRAGANA VOICED SOUND MARK ※前の文字に濁点(てんてん)をつける特殊文字
「」309A COMBINING KATAKANA-HIRAGANA SEMI-VOICED SOUND MARK ※前の文字に半濁点(まる)を追加する特殊文字
3016 ~ 301B
301D ~ 3020
※源ノ角ゴシックBOLD OTF→OTEDIT変換時に抜け落ちるグリフ 2265まで確認
…追記中